家族を繋ぎ、楽に行き来できる渡り廊下増築工事
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2世帯の住まいを繋ぐ渡り廊下を設け、それぞれの行き来がし易いようになりました。2棟の建物の段差も繋いだ廊下に階段を設けて解消しました。
工期:2015/5月お引渡し |
材料費 | 工事費 | 総額 |
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依頼時のご自宅の様子&お客様のご要望
- 隣接してる父親の食事の世話のため、玄関から玄関へ一旦外にでないと行けないので不便でした。 それは、新築時にはわかっていましたが、お互い年をとると外へ出ていくのは大変です。 また、それぞれの家の床高さが違っているので、バリアフリーはできないなと思っていましたが、段差を 渡り廊下の途中にまとめて階段を設けました。
住まいるオスカーからの提案
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その1
奥様は毎日、トレーにお父様の食事を運んでおられ大変そうでした。また、お父様も年を重ねられ息子さん宅に行き来するのも大変そうでした。
お互いの大変なところを軽減するため、リビングキッチンから和室への渡り廊下を増築しました。
床の段差は仕方ないので、廊下に手すりを設けました。
毎日の生活が少しでも「楽」になれば、介護の家事も「楽しく」していただけるとうれしいです。
松井 (まつい)
(プロフィール)
着工前
同敷地内の境界塀を境に600mmの段差がありました。
リビングキッチン側
リビングキッチンの中連窓を解体して、高さ2400mmのアウトセット引き戸を設けた出入り口をつくりました。
和室側
和室は真壁なので、既設の鴨居を残して戸襖の片引き戸を設けました。
それぞれからの内観
大切な家族を繋ぐ開口部のそれぞれの入り口から立ったイメージです。廊下の明かり窓は、リビングキッチンでの中連窓を再利用しました。