「タタミを交換してほしい。」とのご依頼で一度現地確認にお伺いしたところ、想像以上に畳がボロボロになってしまっていました。

もしや、、と思いめくってみるとやはり、白蟻が！
畳の裏側もい草部分が食べられボロボロになっていました。

床の間の下へ発生していたようで、床の間が白蟻の住処になっていました。白蟻は木材を食料としているため床の間の板を食い荒らされてしまっています。ほおっておくと住宅内の他の場所にも被害が及ぶことがあるため、早急に防除の施工をさせていただきました。

まず家全体の調査を行い、幸い床の間の下以外は発生していないようでしたので、早速工事を行いました。
初めに、被害があった床の間と外周部全体に、薬剤を入れるための３ｍｍ程度の穴を開けます。

穴をあけたら、薬剤を注入していきます。

穴の開いた部分を目立たないよう埋めていけば、防蟻工事は完了です！
こちらのお宅は約半日で終了いたしました。

最後にボロボロになったタタミを処分し、畳の交換を行いました。
今回は被害箇所が少なかったためよかったですが、見えない場所でじわじわと大きく被害が及んでいる場合もあります。大きな被害があれば駆除費用やお家の修繕費用も高くなってしまいます。
発生していなくても予防工事を行っておくことで白蟻の発生を予防することができますので、少しでも不安に思われましたら、いつでもご相談ください。