工事の担当者
酒井（さかい）
[営業担当 ]
吹き込みによる雨漏りと強風による棟瓦のずれがあり、年数が経過していることから、部分的に瓦の締め直しを行う事となりました。
リフォーム工事の主な仕様と工事の内容
1階部分の屋根瓦締め直しおよび雨漏り部分の改修。
屋根瓦工事には、今回行った締め直しと葺き替えの2つの方法があります。締め直しは、瓦を一度おろしてから野地板という屋根の板を張替えか重ね貼りして元の瓦を止め直す（締め直す）方法です。葺き替えは新しい瓦に交換することを言います。
| 工事費 | 128万円 |
|---|---|
| 工期 | 9日 |
| 施工時期 | 2023年4月～5月 |
| リフォームの種類 | 屋根リフォーム |
工事前の屋根
2023年04月07日
遠目からは比較的きれいに見えますが．．．。
棟瓦の脱落
2023年04月07日
棟瓦が崩れてきています。昔から棟瓦は土やモルタルで積まれ、番線や銅線で留めている為、年数が経つと雪や強風により崩れたりずれたりします。大体20年前後でこのような状態になります。
吹き込み部分
2023年04月07日
瓦と板金の隙間から雨・雪が吹き込んでいたので雨漏りが発生。慢性的に雨漏りしていたわけではなく、正面からの強風雨・雪があった時に雨漏りしている様子でした。
瓦めくり、野地板貼り
2023年04月24日
まずは瓦を下します。そして見えてきたのは長年雨水を防いでいた野地板が見えてきました。濡れている為ふかふかの状態でした。瓦桟を撤去して新しい野地板（合板）を重ね張りしていきます。
防水シート貼り、瓦桟取付
2023年04月26日
野地板貼りの次はルーフィングと呼ばれる防水シート貼りと瓦を固定する瓦桟を取付していきます。施工前には貼られていませんでしたが、今回はしっかりとルーフィングを貼っていくので、瓦の隙間から雨水が入ってもルーフィングに守られるため寿命も延びます。
棟の防水処理と棟瓦の積上げ
2023年04月28日
棟（屋根の頂上）までしっかりルーフィングを貼ったら、棟瓦を積む為の準備をしていきます。
板金工事（吹き込み改善）
2023年05月03日
吹き込みがあった箇所は、板金を作り直し瓦のカーブに沿って加工、隙間を埋める為コーキング処理をしてあります。
完成
2023年05月03日
屋根瓦の締め直しと棟瓦の積み替え完了です。従来の番線・銅線での固定ではなく、ビスを利用した留め方なので風にも強くなります。
完成
2023年05月03日
瓦工事の完成です。白く汚れて見えますが、解体時のホコリなどが付着しているだけなので、雨が降ればきれいに洗い落としてくれます。
