工事の担当者
水野 (みずの)
[メンテナンス担当 ]
弊社ガレージでの不具合内容として『ガレージモータが作動しない!』です。その時どのようにして車を出すのか?また、何を交換すれば良いのか?を工事日誌にまとめましたのでご覧ください。
※弊社取扱のガレージモータの件になります。
ガレージモータが動かない
ガレージモータが故障して壁スイッチが動かない!リモコンが動かない!という事例がございます。原因は様々ですが、今回はガレージモータの交換の工事日誌を公開致します。
ガレージモータが動かない原因は様々ですが・・・センサーのランプが赤色に点灯・モーターのコンセントの抜け・雷による故障・連続での開閉等があります。また、モータ動作音はするがガレージパネルが作動しない場合はモータギアが消耗。リモコンの電池切れも要因としてあります。
今回は故障して取替しなければならない工事を工事日誌として記載致します。
1枚目の写真はモータ(リフトマスター)になります。年代によって形状は違いますが大半がこの形になります。故障した場合はこのモータからジーニー製のモータに交換しております。
モータ交換1
作業の順序としては1枚目の写真のように天井に金具で固定してあるモータをはずします。写真ではモータ本体とレールがくっついていますが、分離致します。レールの中にはゴム製のベルトだったりチェーン製のベルトだったりとこちらも年代によって違いますが、ゴム製の場合は経年で切れる可能性もありますので今回は使用年数からモータとレールの交換もあわせておこないます。
2枚目の写真ははずしたモータを上から見た写真になります。
モータ交換2
次の工程は新しいモータに新しいレールを固定致します。その次は壁にモータ固定した逆側のレールを固定致します。
写真の新しいモータはジーニー製のモータで新築住宅にも取付している商品になります。作業時間はだいたい2時間程で完了となります。
モータが動かない!原因で故障していない原因が先ほど記載しましたが開閉回数があります。こちらは何回も開閉する事でモータ本体が熱くなりモータが停止致しますので故障ではありません。夏場によく発生しやすいですが、しばらくそのままで熱が冷めれば再度動きます。
モータ交換3
次の工程としてはセンサーを新品に交換してモータ本体を天井に固定となります。センサーもモータ本体とあわせて交換しておりますが、センサーの役割としてはメインは緊急停止があります。モータ作動中にガレージ両端のセンサーが反応すると停止致します。また、作動前にセンサーが反応すると本体は動きません。センサーを遮るものがないか確認するのも重要です。
作業的にはこちらで完了となりますが、試験運転致します。モータの設定ではトルク調整やガレージパネルの停止位置がなどなど設定できますが、こちらのジーニーは自動設定も搭載しております。
モータ交換4
モータ交換が終わりましたら・・・事前に壁スイッチの交換や新しいリモコンも設定していました・・・。改めてモータ交換が完了しましたら壁スイッチ付近にメンテナンス記録が記載してあるシールを貼って工事完了になります。
ガレージでは急に開閉ができなくなると生活に支障がでますので事前交換をおすすめしております。事前交換の場合は割引等もありますので是非ご利用ください。また、お子様の成長等でガレージリモコンの追加もご要望としてあります。郵送で新しいリモコン・予備の電池・設定説明書等同封で郵送させて頂いておりますのでお困りの方は弊社コールセンターまでご連絡ください。