工事の担当者
佐生(さそう)
[営業担当 ]
2×4ガレージ車庫「Canady キャナディ」2台入りタイプを施工します。
住まいるオスカーオリジナルのガレージで、自信を持ってお勧め出来る商品です。
リフォーム工事の主な仕様と工事の内容
○2×4ガレージ車庫『キャナディ C2タイプ』幅5,915㎜ 奥行き5,915㎜※2台入り
・外壁:角波8つ山 ゴールド
・屋根:折板(ガルバニウム鋼鈑 ハゼ式)
・ガレージドア:ホワイト(窓:ストックトンⅡ)
・内装:化粧PB
工期 | 1ヵ月 |
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施工時期 | 2019年6月 |
リフォームの種類 | ガレージ |
着工前
2019年05月13日
着工前になります。事前に確認申請業務も完了させ施工業者への発注も完了しております。少しわかりにくいですが、上の写真は工事前の敷地の状況になります。写真の赤い線の部分がガレージ車庫が建築される場所になります。
下の写真は敷地図で青い場所がガレージ車庫2台入り建築する場所になります。
おおまかな工程としては・・・既存土間部分解体(1日)ー基礎工事(2週間)ー建て方工事(1日)ー内外装工事(3日)ー土間工事(1日)ー仕上げ工事(1日)の流れになります。養生(乾燥期間)を含めるとおおよそ1ヵ月の工程となります。
できるだけ詳細まで日誌記載しますので是非ご覧ください。
解体・仮設工事
2019年05月20日
解体工事から作業を進めます。ご覧の写真の白いロープは地縄になります。お客様と最終的な建築位置(確認申請内容)を確認し干渉する土間を解体していきます。ちなみに地縄は建物の芯となる位置になりますので実際の建物は地縄からおおよそ8・9㎝程外側にでます。
解体工事作業は半日程で完了しましたので、その他の仮設(ゴミコンテナ・仮設トイレ)工事も進めていきます。
基礎工事 その1
2019年05月21日
基礎工事が着手しました。基礎工事の詳細な工程としては丁張りという作業からになります。前回の日誌で記載しました地縄の周辺に木の杭を打ちます。地縄は基礎をするのに取ってしまいますので木の杭にいろいろと目印をしていきます。この時には再度、確認申請で提出した配置を確認し間違いないかを確認していきます。配置の他にも丁張りには基礎の仕上がり高さも考慮してあります。
2枚目の写真は掘削作業した写真になります。2枚目の写真をよく見ると糸が見えると思います・・・。この糸は丁張りにした目印から基礎の芯だとかを示しています。基礎の掘削作業をしている時には鉄筋も納入されました。鉄筋は昔は現場で組み上げていましたが、現在はユニット配筋という言いまして組みあがった状態で鉄筋が納入されます。一部現場で鉄筋の作業は必要になりますが、品質確保と工事期間の短縮につながります。
基礎工事 その2
2019年05月22日
上の写真は基礎の砕石をして鉄筋を配置した写真になります。
2枚目の写真は基礎の断面図になります。この断面図のオレンジ色の部分が砕石部分になります。実際こちらの現場ではこの断面図の通りではありません。実際は基礎が偏心したり、現場によって厚さ等を設計上の理由で変更しております。
工事内容に戻りますが、本日は先ほどの砕石+転圧をした後に鉄筋を配置いたします。砕石と鉄筋の間には黒い樹脂を配置していきます。こちらは断面図の青色部のベースコンクリートを打設する際にベースの中間部に鉄筋が配置できるようにするものです。本日は鉄筋施工後にベースの型枠をしてベースコンクリートまで打設して作業は完了となります。
基礎工事 その3
2019年05月23日
基礎工事はまだまだ続きます。1枚目の写真はベースコンクリートを打設した後になります。2枚目は前回の断面図の黄色の部分の布基礎の型枠設置後にコンクリートを流しおえた写真になります。
ここでの注意点は型枠の通り・布基礎の天端からのアンカーボルトの突出寸法と位置などなど・・・施工店様と再度打ち合わせをして工事を進めていきます。布基礎のコンクリート打設しここからは養生期間で現場作業としてはお休みになります。
ちなみに・・・前回のベースの写真からもそうですが、基礎の真ん中には土が山盛りになっています。これはわざわざこのようにしています・・・子供の砂場みたいに見えますが、実際は布基礎が完了した後に埋め戻しという作業があります。その分の土になります。また、ベース・布基礎の作業を進めやすくするために真ん中に山盛りにしております。
基礎工事 その3
2019年05月30日
基礎工事も完了いたします。日時は前後していますが、布基礎を脱枠後は前回記載しました埋め戻し作業をしていきます。ガレージ車庫内部とガレージ車庫前には砕石+転圧までしていきます。
基礎が完了した後には芯出しの作業になります。こちらの作業は基礎が指示通りに完成しているのか・精度はどうなのか・建て方する際のパネルの位置等々をトランシットを使用してチェック作業をします。
2枚目の写真は足場設置後の写真になり、建て方工事や外壁工事・屋根工事を安全に進めるための仮設足場になります。
建て方工事 その1
2019年06月05日
建て方工事になります。実際は1日で施工完了する作業ですが、2回に分けてお伝えする内容がありますので記載致します。
建て方工事は・・・朝には写真にもある通りレッカー車が現地に来ます。建て方施工店様も現場に来たり、事前に工場で作成したパネルの搬入もあり、朝から多くの職人さんが来ます。事前にレッカー位置等を打ち合わせしていますがバタバタと忙しくなります。
パネルは工場にて作成し必要部材を積み込み当日の朝来ます。そのため、壁パネルを設置するのにおおよそ1時間程で完了します。その後は天井下地・屋根の構造兼用になる部材を設置していきます。
建て方工事 その2
2019年06月05日
建て方工事では引継ぎ屋根の構造躯体を設置していきます。写真1枚目は屋根を側面から見た写真になります。金物が見えますが、このような金物が複数箇所取り付けしておりますのでチェックしていきます。2枚目の写真は屋根の構造用合板を施工した後の写真になります。この後は外壁面および屋根面に透湿防水シートを施工していきます。
その後は窓などのサッシを取り付けしていきます。サッシ取り付けの際には防水処置も行っていきます。
建て方工事が完了しましたら社内中間検査が実施されます。社内中間検査は建て方の検査となり、壁の垂直や金物が正しい位置に適正な釘で適正な本数で正しく施工されているかの検査になります。もちろん防水も正しく施工されているのかも検査していきます。検査員は他部署の新築住宅の検査も実施している専門検査チームがいますのでそちらで検査して頂いております。
屋根工事
2019年06月06日
今回はガレージ車庫の屋根工事についてです。前回掲載しました屋根の合板の上に透湿防水シートを施工して1枚目の写真にある金物を施工していきます。こちらは2枚目の写真みてわかるように折板の屋根材を施工するための金物になります。こちらも1日で工事は完了してしまいます。ガレージ車庫が企画で定められた寸法のため屋根材も事前に工場にて作成できます。そのため、現場では屋根材をカットしたりとかの作業はありません。
屋根工事と・・・
2019年06月06日
1枚目の写真は屋根工事が完了した写真になります。2枚目の写真は・・・こちらが重要な作業で防蟻処理の散布になります。ガレージ車庫内部の土間コンクリートを打設する前に散布していきます。1枚目の写真に戻っていただくと薬剤散布後にはブルーシートで養生致します。工事中の木くずが残らないようにしていきます。
内部造作・外壁工事
2019年06月10日
今回はガレージ車庫の内部造作と外壁工事になります。
1枚目はガレージ内部の仕上げとなる化粧石膏ボードを張っている途中になります。サッシ廻りや入口ドア廻りには枠材を施工していきます。
2枚目の外壁工事完了後の写真になります。今回のガレージ車庫は標準は窯業系のサイディングですが、お客様の希望で板金にて施工させて頂いております。また、写真では前々回記載しました折板が見えないですが、破風・鼻隠し部を板金にて覆っていますのでわかりません。ちなみに裏側には雨樋が施工されています。
ガレージ車庫内部土間
2019年06月13日
今回はガレージ車庫の内部の土間コンクリート打設になります。車庫内部にはクラック誘発目地の目地棒を入れ、基礎工事のベースと同様に、土間コンクリート中間部にワイヤーメッシュがくるようにしてあります。
2枚目のはコンクリート流し込んだ後の写真になります。こちらも見にくいかもしれませんが、壁の化粧石膏ボードが汚れないように透明なフィルムにて養生してあります。
ガレージ車庫の内部の土間コンクリートは養生期間1週間程かかります。土間コンクリートはこのままの仕上げとなりますので誰も入らないよういたします。また、一般的な外構工事でのコンクリートも同じですが、人が入れるようになるにも養生期間が必要になります。養生期間が短すぎると仕上げに傷が付いたりしますので注意していきます。
ガレージパネル+ガレージモータ+ガレージ車庫前土間工事
2019年06月20日
今回はガレージパネルとモータの施工になります。パネル+モータとも海外製品を輸入し取付させて頂いております。現在は色はホワイトが標準色ですが、オプションでその他2色にも塗装する事が可能です。ガレージパネルの施工については1日で完了致します。
ガレージパネルの操作はリモコンが2つ車に乗ったままでも操作可能ですし、出入り口にも壁スイッチが1つ付きます。また、ガレージ内部には照明とコンセントが標準で付いていますが、オプションで電気自動車用のコンセントや充電器なども取付けする事が可能になります。
ガレージ車庫前の土間は内部土間と同様の工事内容になります。天候に左右されますので晴れた日を狙って土間コンクリートを打設しています。
工事完了
2019年06月22日
ガレージ車庫完成になります。
完成には確認申請での完了検査と社内完成検査を実施させて頂きました。役所の完了検査では配置の確認や申請通りの施工になっているかなど検査し、さらに社内完成検査ではサッシやガレージ、照明、傷が付いていないかだとかの検査を実施致します。
無事すべての工事及び検査が完了しましたのでお引渡しになります。引渡しの際にはガレージの使用注意点・メンテナンス・再度保障の説明などをさせて頂き工事がすべて完了となります。
ガレージ車庫『Canady キャナディ』はバリエーションが豊富です。今回は2台入りでしたが、3台入りの『C3』や2台入りの上に物置がある『+S』が企画商品としてございます。また、企画商品から増築や形の変形まで様々なお客様のご要望にあったガレージ車庫をご準備できます。外装・内装なども変更も可能ですし、お困りの方はご提案もさせて頂きますので気になる方は住まいるオスカーまでご連絡ください。
工事日誌の他にも施工事例としてガレージ車庫ありますのでこちらをご確認ください。