春になり外装工事の季節がやってきました。今回は外壁塗装のご依頼をいただいたのですが、外壁の状況を見てみると一部痛みのはげしい部分がありましたので、部分的に外壁の張り替えをご提案させていただきました。外壁をめくることで下地の状況もわかりますので、この際、悪いところは全部直して外壁を張らせていただきます。

足場がかかりました。養生ネットも張って、仮設トイレやゴミコンテナも設置。準備万端です。
次は外壁の解体工事となります。

痛みのはげしかった部分の外壁をめくってみると水が浸入している形跡がありました。外壁に痛みが出ていたので下地の痛みも心配していましたが、やはり数カ所黒ずんでいるところが確認されました。コーキングが切れて雨が内部に入ったこと、凍害で外壁材がポロポロ落ちてきたこと、などが主な原因と考えられます。悪い部分が見えましたので、あとはこれを直すだけ。これが既存の外壁をめくって工事する良いところです。

大工さんにて下地工事が完成しました。雨でやられた木部の取替えをして、新しく透湿・防水シートを貼りました。これで腐食していた部分は取替えできたので、また安心してお住まいいただけます。次回は外壁張り工事となります。

外壁張り工事が始まりました。ネットがかかっていてわかりにくいですが、1階部分の外壁張りが終わりました。同時に他3面のコーキング工事をしております。塗装前に劣化したコーキングを打ち替えして次は塗装工事です。

ベランダの防水も年月が経つにつれ劣化していきます。表面の保護材がめくれてきて防水層に穴が開くと、そこから水が浸入し、放っておくと大変危険な状態になりますので、その前にしっかりメンテナンスしておきましょう。今回は保護材の劣化程度だったので、表面をきれいにし、防水を重ねて施工しました。これでまた安心してお使いいただけます。

まず水洗いして外壁の汚れを落とします。そして下地材を塗って最後に仕上げ材を塗ります。写真は下地材を塗った時の写真です。次回より仕上げの塗装に入ります。

外装工事完成です。写真１枚目は外壁を張り替えした面です。経年劣化が目立った面でしたが、既存のサイディングをめくって下地を新しくしてから、サイディングを張り替えましたので、防水仕様も万全です。その他の面は塗装しました。上部はホワイト系の単色塗装、下部は多色塗装でタイル調を表現しました。これで雰囲気を損なわずにリフォームすることができたと思います。お世話になり、ありがとうございました！

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