春を迎え、いよいよ外壁工事をスタートさせます。まずは仮設工事から。
工事終盤にはカーポートも建てますので、来冬から車に雪が積もることもなくなります。
しっかり工事させていただきますので、よろしくお願いいたします。

仮設足場が完成しました。左手には仮設トイレも設置させていただき、工事の準備は万端です。次回は外壁めくり工事となります。下地がどうなっているか、しっかりチェックさせていただきます。

外壁めくり工事が完了しました。築16年のお宅なのですが予想よりも経年劣化はしておらず、ホッと一安心です。外壁に貼ってある白いシートは透湿・防水シート。その名のとおり湿気を通して結露を防ぎ、雨などの水は防ぐというものなのですが、汚れや破れもほとんどありませんでした。次回はこのシートもめくって構造部分の腐食のチェックもしていきます。

1枚目の写真はバルコニーの裏側。バルコニーの外部環境は非常に厳しく、雨、雪、風、太陽光線などの影響を受けやすいのですが、雨漏れしている形跡（黒ズミ）もなく、非常に良好な状況でした。
2枚目の写真は、勝手口横の写真です。基礎の少し上の部分に黒ズミが発見されました。雨の侵入が原因と考えられます。しかし触診してみると表面の変色レベルで張替えまでは必要ありませんでした。このタイミングでチェックすることができ、大事に至らなくて本当に良かったと思います。次回は新しく透湿・防水シートを張っていきます。

本日、社内検査が実施されました。普段は工事監督がしっかり工事を進めているのですが、要所要所で社内の検査グループにて再確認させていただいております。特に外装工事においては、雨対策が重要になってきますので、シートを貼った段階で、その部分を重点的にチェックしていきます。

今日は防水仕様についてご紹介させていただきます。建築の技術というものは日進月歩。弊社のリフォーム工事においては最新の施工方法を用いて施工しております。まずはバルコニーの壁の防水について。1つ目の写真はバルコニーの写真なのですが、外壁とのつなぎ目やバルコニーの角には雨が入ってこないように専用の部材（緑色の部分）を取り付けております。ひと昔前まではシートや防水テープだけだったのですが、もうひとつ部材を付けることによって、さらなる防水効果が期待できます。

写真は2階の屋根部分。壁の途中にある軒先部分が重要ポイントとなります。ここも水が通る箇所になりますので、住宅内部に入らないよう専用部材を取付していきます。

あと防水に関して気をつけなければいけない所は、シートが切れている部分の処理。具体的には窓サッシや換気部材のまわりですが、ここもしっかりと納まりを間違えずに施工していきます。外壁を張ってしまうと見えなくなるので、細心の注意を払います。

ベランダの防水工事も進んできました。床にはFRP防水を施工し、壁の天端にはボードを敷いてコーキング。あとはアルミ笠木を取付けして完成です。

外壁もだんだん張り上がってきました。写真は東面の状況です。外観のイメージもガラッと変わりました。

そして西面も完成してきました。PRシートもしっかり張って、何かあれば連絡いただけるようにしています。

足場も外れ、住宅全体が見えてきました。バルコニーの内側と外側で色を変えてアクセントをつけています。次はカーポート設置工事に入ります。

外壁工事も終わり、次はカーポートを設置します。既存に土間コンクリートがある場合は、まずはそのハツリからです。柱の位置を出して必要な基礎の大きさで穴を空けていきます。メーカー指定の大きさで基礎を作りますので,頑丈なカーポートができあがります。

カーポートも組み上がってきました。基礎の寸法もバッチリです。次はコンクリートを入れて足元を固めます。

足元にコンクリートを入れて、カーポートが完成しました。この後は役場に申請書を提出して完了検査を受けます。そうです。アルミカーポートにも新築、増改築同様、確認申請が必要なのです。こちらのお宅も、もちろん確認申請を提出して、確認済証がおりております。これも安心・安全の取り組みのひとつです。

ついに工事完成です。外壁は既存のものをめくり、新しいサイディングを張りました。ベランダの防水も新しくし、屋根の部材も塗装しました。正面にはアルミカーポートも建ちましたので、また快適にご使用いただければと思います。工事のご用命まことにありがとうございました。

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