工事の担当者
扇割 (おうぎわり)
[営業担当 ]
快適に生活して頂けるよう断熱性能にも気を配りました。
リフォーム工事の主な仕様と工事の内容
6帖洋室(クローゼット付)+トイレ+洗面を本宅と渡り廊下で接続する平屋増築工事です。
※10㎡を超える増築工事となるので建築確認申請が必要になります。
工期 | 約2カ月 |
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施工時期 | H28年3月 |
リフォームの種類 | 複合リフォーム |
いよいよ着工!
2016年03月04日
まずは「丁張り」(ちょうはり)です。
丁張りとは工事に着手する前に建物の正確な位置を出す作業のことで、すべての基準になる重要な手順です。ミリ単位のずれも無いよう慎重に作業します。
今日は暖かくて最高の”丁張り日和!?”でした。
基礎工事中
2016年03月10日
基礎工事中です。
写真2枚目は”セルフレベリング”の作業です。流動性の高い専用のレベリング材を基礎天端に流し込む事によって文字通りセルフ(自分自身で)レベリング(平面調整)されます。
この基礎の上に建物の構造が作られる訳ですから、当然基礎の天端が平らでなければいけません。
布基礎の型枠が外れました
2016年03月15日
布基礎の型枠が取り外されました。綺麗な仕上りになっています。
表面に張り付けられているシートは急激な乾燥によるコンクリートのひび割れを防ぐためのものです。同時に化粧巾木が塗られるまでの間に基礎の表面が汚れてしまわないようにする役割もあります。
この後の工程で基礎内部には地面からの湿気を防ぐためのコンクリートが施工されます。
防湿コンクリート施工
2016年03月17日
今日は前回予告させて頂きました”防湿コンクリート”の施工です。
まず防湿シートを隙間なく敷きつめ、その上からコンクリートを打設します。これを行う事によって地面からの湿気を防ぐ事ができます。
事前に土壌の防蟻処理もしています。基礎の内部全てにコンクリートを施工するので一見シロアリが侵入する心配は無いと思われるかもしれませんが、実際は基礎とコンクリートの僅かな継ぎ目からでも侵入する事がありますので要注意です!
また、防蟻の薬剤の効果はずっと続く訳ではありませんので、お引き渡し後の定期的なチェックも重要です。
※今回の場合は住宅本体(母屋)の方も床下に防湿コンクリートが施工されていました。約30年前に建てられた住宅で床下に防湿コンクリートが施工されているのは比較的めずらしく、しっかりした良い建物だと感じます。
建て方間近
2016年03月22日
いよいよ建て方が近付いてきました。
今日は土台敷きと足場の設置が行われました。
土台は桧の防腐材を使用し束は腐食や蟻害に強い鋼製束です。写真では分かりにくいですが床下の通気は基礎パッキン工法を採用しています。(布基礎に換気用の開口を設ける必要が無いのでより強い基礎が作れます)
足場も設置され建て方に向け準備万端整いました。
いよいよ建て方!!
2016年03月24日
いよいよ本日、建て方当日を迎えました!
天気が心配でしたが蓋を開けてみればほぼ一日を通して日差しも有り、穏やかな日でとても良かったです。
主要な構造に使われる材料は事前に打合せされた寸法・形に工場で加工されています。それを図面と材料に印字されている記号を確認しながら組み上げていくのですが、その接合部分の精度が高い!パズルのような仕口部分が寸分の狂いなくガッチリと組まれています。
建て方初日ここまで進みました
2016年03月24日
建て方初日が終了し、サッシ取付と外壁の透湿防水シートの貼り付けまで進みました。
内部に関しては計算された強度を実現する為、必要な場所に必要な強度の筋交や接合金物が配置されています。
断熱材施工中です
2016年03月28日
現在断熱材施工中です。
今回は床に熱抵抗値R2.2の高性能ポリスチレンフォーム、壁・天井に高性能グラスウール(熱抵抗値はそれぞれR2.8、R4.1)を使用します。
少しマニアックな話になりますが、熱抵抗値Rは”断熱材の厚さ”÷”熱伝導率”で表わされ断熱材が厚ければ厚いほど、熱伝導率が低ければ低いほど熱抵抗値Rの数字は大きくなり断熱性が高い事になります。
それならなるべく厚い断熱材を入れれば良いという事になりますが、建築に使う場合は制約がある(特に壁)ので今回は同じ厚みでも熱伝導率の低い高性能タイプを採用しました。
※2枚目の写真は天井点検口で、これももちろん断熱タイプです。
外壁が張られました
2016年04月04日
工事は外壁まで進み、外装はほぼ出来上がりました。
今回増築部分の外壁には窯業系サイディングを使用しています。
2枚目はサイディングを張る前の下地の写真で、壁内の通気がとれるよう下地材に切り込みが入っています。(その分通常のものより厚みがあるので強度に問題はありません。防腐処理もされています)
これから内部の仕上げや設備の取付に入っていき、工事も終盤を迎えます。
【完工】完工しました
2016年05月10日
最後の工程は随分飛ばしてしまいましたが、内外装の仕上げや設備の取り付けも終わり無事完工しました。(4月中には完成していたのですが、建築確認申請の完了検査の日程が合わずGW明けのお引渡しとなりました。)
明るく気持ちの良いお部屋になりました。