「リフォーム工事の費用がよく分からない」ときに押さえておきたい工事費用の内訳
そろそろ、自分の家のリフォームをしようかなと考えた時に気になるのがリフォーム費用の事ですね。
新聞広告やホームページなどを見ても、一つ一つの事例が内容の異なる表現の為「適正な工事費用」が分かりにくいと思いませんか?
工事費用の仕組みを知り、納得のいくリフォームをするために、今回はリフォーム工事の費用について解説します。
工事費用の内訳を知りましょう
リフォーム会社からもらった工事費用の見積りを見ても「安いのか高いのかよく分からない。」と感じる方が多いと思います。
何故ならリフォームに掛かる費用は、家の状態(現状)・場所・工事の内容・使う商品などで変わる要素が多くあり、浴室改装ならいくら、キッチン改装ならいくらと概算で出すのが難しいからです。
そこでぜひ知っておきたいのがリフォーム見積りの仕組みです。まずはおおよその内訳を知っておきましょう。
リフォーム費用は工事費と諸経費から成り立っています
リフォーム費用は大きく分けて2つに分けられます。
1. 工事費
一つは「工事費」です。これには使用する部材費・設備費と工事に掛かる人件費(工賃)があります。
それぞれが単価×使用数量、日当×人数(人工とも言います)で計算されています。
2. 諸経費
もう一つは工事以外に掛かる人件費や保険料、営業経費などの「諸経費」です。
この合計に消費税を足したものが「リフォーム見積り総額」となります。
※参考記事:消費税10%目前!8%でリフォームする条件と経過措置のリミットはいつまで?
その他、リフォーム見積もりの業界的な表現「総額値引き」「一式」など
見積りの明細が「一式」となって書かれていたり「総額値引き」として最後に値引き金額などで出された見積もりを出された場合は、工事の内容を知る為にも、「工事内訳」を記入したもので再見積もりを出してもらいましょう。
次回は、どうやって適正価格を判断するかをお話しします。