時間がない!そんな人におススメ大掃除のコツ
大掃除したいけど、まとまった時間がとれなくて……。そんな方に、「ここを掃除しておけば、キレイに見える」ポイントをお伝えします。
「磨けば光る」場所をキレイに
ガラスや金属などの「磨けば光る」場所を掃除すると、明るく清潔感がある印象になります。
窓ガラス・鏡
中性か弱アルカリ性の住居用洗剤を使って磨きます。ガラス用ワイパー(スクイージー)などの、窓掃除専用の道具を使うと、拭き跡が残りにくく、短い時間で効率的に掃除ができます。
ガラス用ワイヤーを使うと圧倒的に綺麗に!
ここで、スクイージーの基本的な使い方を。
- 濡れ雑巾で窓ガラスを軽く拭き、汚れを浮かせる(水が垂れない程度に)
- スクイージーを窓ガラスに当てる。掃除する面の上端にゴム部分をピッタリ着ける。
- 上から下へ水を切る。
- 3で、かけた部分に少し重なるところから、スクイージーをかけおろす(これを繰り返す)。
- 乾いた雑巾で、窓ガラスの端に残った水分を上部→左右→下部の順に拭き取る。
- 掃除が終わったら、水でスクイージーを洗い、水分をよく拭き取り片づける(ゴムが劣化しやすくなるので、日光には当てない)。
簡単に済ませたいときは、古新聞に水を含ませて磨く方法も。洗面所や浴室の鏡は、洗濯前に使用済みのタオルで軽く拭く習慣をつけておくと、キレイさをキープできます。
蛇口などの金属類
台所のシンク・水栓、ガスコンロ・ドアノブなど。手垢汚れは、マイクロファイバーなどの化学繊維クロスを、キッチンのシンクは重曹とお酢をクリーム状に混ぜたものを使ってこすると、汚れが落ちやすいです。
シンクやガスコンロはこまめに掃除しても、汚れが堆積したり、サビが付いたりします。だからこそ、「磨けば光る」ところをキレイにすることで、そういった汚れも、目に入りにくくなります。
照明器具
照明のカバーにはホコリやスス、更には虫の死骸!が付着しています。半年間掃除していないと、これらの汚れのせいで明るさが1~2割低下するそう。カバーを外して、中にたまった汚れを掃除機で吸い取り、その後水拭きしましょう。
汚れがひどいときは、弱アルカリ性の洗剤をつけて。掃除後は、部屋の中がビックリするくらい明るくなります。時間がない場合は、一番よく使うリビング部分だけでも掃除しましょう。※木枠や布の照明カバーには、洗剤の使用は不可。
時間があったら、ここの掃除もやってみよう!
カーテンの洗濯
洗濯表示を確認して、洗濯機で洗えるものはこの機会に是非。フックを外して丁寧に折り畳んで洗濯機に入れるのは少し手間ですが、洗い終えたらカーテンレールに吊るして自然乾燥しておしまい。洗濯物が少ない日に、少しずつやっておきましょう。部屋が明るくなるだけでなく、気になっていた部屋のにおいも消えることが。
玄関とトイレ
「ここを見ればその家の様子が分かる」といわれる場所。どちらも広い場所ではないので、サッと拭いて・掃いてで十分。達成感も得られます。
大掃除は始めるとキリがないので、割り切ることも大切です。多少気になる汚れが残っても、いつまでも固執しないこと。終わったとき、「疲れたー」でなく「すっきりした」「やってよかった」と思えるようにしたいですね。