ホームインスペクションが進むアメリカでの住まいるオスカー社員研修の様子
アメリカでは中古住宅売買時ホームインスペクションを実施する人が7割以上とも言われております。日本国内でも、宅建業法の一部改正が予定されており、今後ホームインスペクション需要が高まると考えられています。
今回、住まいるオスカーでホームインスペクションを行う担当者が、ホームインスペクションの本場であるアメリカに研修を受けてきました。
今回の研修は、シアトル近郊で年間400件以上のホームインスペクションを実施しているマーティン氏を訪ねました。
主に中古住宅の物件でホームインスペクションをしているマーティン氏は、ホームインスペクター歴は3年目ですが診断数ではすでにトップクラスの人気インスペクターだそうです。OSCARからは、私、加賀谷(真ん中)と平井(右)が参加しました。
アメリカのホームインスペクションは先進的
ホームインスペクションで重要な道具!それは「スマホ」です。
マーティン氏がインスペクションを行う現場に同行したところ、不具合箇所をスマホでその場で撮影し、インスペクションアプリを活用してレポート(報告書)をその場で作成。インスペクション時間は3時間ほどですが、レポートのまとめ作成時間はPCで約30分ほどだそうです。日本国内にはそんなアプリは無いので、現在3時間ほどかけて報告書を作成しております。
アメリカでのインスペククション道具一式
- ドライバー
- 懐中電灯
- スケール
- ブレーカーチェカー
- ガス漏れ検知器
- 水道厚チェック機
- 温湿度計
※日本のホームインスペクションでは、床・壁の傾きを図る「レーザーレベル」や、ひび割れの大きさを図る「クラックスケール」などを用いて診断をしております。
アメリカのホームインスペクション報告書
今回インスペクションを行った物件では、床下の基礎にひび割れが見つかりました。外周部のひび割れが床下内まで貫通し、水漏れが発生しております。基礎のひび割れは住宅の耐震性を損なうことがあり、また、この事例のように思わぬ不具合を誘発させます。
ホームインスペクションの依頼方法
北陸エリア(富山・石川)にて長期優良リフォームをご検討中の方で、ホームインスペクションを希望される方は問い合わせページよりお申込みください。
>インスペクションガイド