建築士が教える断熱リフォームの基本【第一回】壁、窓の寒さ・断熱対策編

今回から、リフォームで寒さ対策として行われる、「断熱リフォーム」について10回に分けて連載していきます。

第一回目の今回は、壁、窓の寒さ・断熱対策編です。

リフォーム相談が一番多い、隙間の寒さ対策

リフォーム工事を行っていて、お施主様からの最も相談が多い箇所は、窓の隙間です。冬場には、ファンヒーターなどで暖房はしているが、窓から隙間風が家の中に侵入して全然暖かくならないと相談する方が多くいます。

また、比較的古い住宅では、壁の中に薄い断熱材しか入ってなく、部屋全体が寒く感じることでしょう。

そんなお宅でも部分的なリフォームで、かなりの断熱対策になります。

窓の寒さ対策リフォーム

今ある窓の内側に取り付ける二重窓「プラマードU」

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室内の気温に大きく影響するのが、窓・ドアなどの開口部です。冬の隙間風が部屋を寒くする要因となるのはもちろんのこと、せっかく付けた冷暖房の効果も失ってしまいます。家の寒さが気になる方は、家の熱の出入りの5割を占める、開口部から手をつけることをおすすめします。詳しくはこちら

商品特徴

  • プラマードUは、樹脂で出来ているためアルミサッシに比べて熱が伝わりにくい
  • 内側に設置することで、既存サッシとの間に空気層を設け、断熱性がUP
  • 窓を二重化することで、騒音、振動音などを軽減

住まいるオスカーのプラマードUの価格はこちらから

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壁の寒さ対策リフォーム

壁クロスの上から工事可能!新しい断熱層を設ける「あったかべ」

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画像:積水化学工業

古い住宅の場合、壁に断熱材などがほとんど入っていないケースがあります。最新の壁の断熱材には優れた断熱素材が入り、ある程度の寒さであれば、暖房を入れずに快適に暖かさを室内に閉じ込めることができます。

商品特徴

  • 断熱材と石膏ボードが一体になったリフォーム壁材
  • 壁を一切めくる必要がなく、今の壁に張るだけ
  • 大工工事+クロス工事で最短2日で完成する手軽さ

いかがでしたでしょうか。

今回は、簡易的にリフォーム可能な、壁、窓の断熱リフォームについてお話しました。次回は、第二回目「床の寒さ・断熱対策編」となります。お楽しみにしてください。

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