家の外壁についた緑の苔のような汚れ(青コケ)を取る方法
日ごろ、外壁を見渡すことはあまりないと思いますが、住まいを長持ちさせるための方法のひとつとして、3か月に一度程度は外壁に傷んだところが無いか点検しましょう。
今回のメンテナンスは「青コケ」についてです。
家の青苔(こけ)とは?発生しやすい外壁の場所は?
住宅の外壁に黒ずんだ緑色の汚れが付いているところはありませんか?
それは「青コケ」が発生している可能性が大です。
青コケは北面・日当たりの悪いところで比較的温度変化が少なく適度に水分があるところに多く発生します。
コケ自体、あるいはコケの胞子が風に乗って空中を浮遊して外壁に付着して、繁殖していくと外壁が青く(黒ずんだ緑)見られるようになります。
このような青コケを、ある程度まで除去できる方法を紹介します。
青コケの除去方法
- 洗濯用漂白剤「ワイドハイター」・「ブリーチ」などを洗濯時に使うときより更に2~3倍に薄めます。
※お風呂用のカビ取り剤を薄めるて使う方法もあります。 - それをバケツに入れて、ハケまたはスポンジに浸して青コケの生えている所に塗布します。
- 塗布後、5-10分放置して色が消えたのを確認したら、水で良く洗い流してください。
- 漂白剤は金属を腐食させる性質があるので十分に洗い流しましょう。
※高所での作業になる場合は、必ず安全を確保して作業してください。
この方法は、一時的な処理方法の為、長期間にわたって防止することは出来ません。日ごろから点検して、症状が出たら再度行うようにしましょう。
外壁はこのように細かいお掃除で15年~20年程は持ちますが、15年を過ぎると汚れや剥がれなどの傷みが激しくなり始めます。
雨漏りの恐れもあるため、このタイミングになると一度専門のリフォーム会社に点検してもらうことをお勧めします。
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