高齢化社会を迎えて親と同居する家庭が増えるなど、リフォームする際にも親世代への配慮が必要な時代になってきした。足腰の弱くなった高齢者の住まいを考える時、まずは転倒防止策は確実に行っておきたいところです。
しかし最近では、温度差が原因の急激な血圧の乱高下による心筋梗塞など俗にいう「ヒートショック」による死者が非常に多く見られます。殆どが屋内浴室などで起こっている現象で、交通事故死者の実に3倍の年間17000人とされています。死に至らなかったとしても、その後の医療費・介護費はかさむため、個人的支出の影響もさることながら国の財源も苦しめる問題となっています。
特に冬場に備えたヒートショック対策(暖差の解消)もしっかり考える必要があります。
介護リフォームで重要な3つのポイント
段差を解消!
65歳を過ぎると筋力が低下します。足が上がりにくくなって、小さな段差も転倒事故の原因になりがちです。特に段差が多い玄関・お風呂など、家の中の階段は十分な広さを確保し、踊り場を設置するなど工夫をすることによって、大掛かりなリフォームをしなくても転倒を防ぎやすくすることが可能です。手すりの設置
足や腰に痛みが出てくると手すりが必要になります。なるべく切れ目を作らないように、階段、玄関、お風呂、トイレを中心に設置していきます。床材の変更
床材を変えて、「滑る」事故を低減しましょう。骨が弱くなってきている高齢者の方にとって、転倒は寝たきりにつながる恐れがある非常に危険なことなのです。床が滑りやすいかどうかを確認するには、靴下を履いて歩いてみましょう。「滑り易いな」と感じたら、危険信号。畳も滑りやすいので、フローリングに変更するなど検討しましょう。ヒートショック対策
急激な温度変化が体に及ぼす影響によって、血圧が急激に変化したり、脈拍が早くなったりすることをヒートショックと呼びます。高齢者や高血圧の人にとっては、心筋梗塞や脳血管障害などにつながり、
命取りになりかねないとても危険な症状です。特に発生頻度が高いお風呂場は、リフォームを検討したい場所です。最新の脱衣所・お風呂場は保温性に優れているため、ヒートショック対策にもなります。
バリアフリーの事例
バリアフリーの画像ギャラリー一覧
介護保険・助成金を賢くリフォームに活用しよう
住まいるオスカーでは、書類を一緒に作成します。
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介護保険
介護保険では、保険の対象となる工事にかかった費用に対して20万円を限度にして、その9割が助成されます。
※要介護認定で一定の基準以上が必要です。
※改修する住宅の住所が被保険者証の住所と同一で本人が実際に居住している必要があります。 -
助成金
助成金給付対象となるリフォーム工事
・手すりの取り付け ・段差の解消 ・滑り防止及び移動の円滑化のための床材の変更
・引き戸等への扉の取り替え ・洋式便器等への便器の取り替え
バリアフリーリフォーム人気・おすすめ商品
ヒートショック防止
壁付け遠赤外線暖房
[ コロナ ]
カーボンヒーターの輻射熱による「速暖」が特徴です。人感センサー運転も可能で、脱衣室の他、トイレ暖房にも最適です。送風運転もできるので夏場は扇風機代わりにもなります。
脱衣室の窓を二重に
後付け内窓
[ YKK AP ]
熱は窓から一番出入りしています。「暖差解消」は窓の断熱も重要です。
トイレに手すりを
手すりの設置
[ YKK AP ]
玄関の式台や部屋の入口など段差が生じる箇所に、手すりがあれば転倒防止に役立って安心です。
バリアフリーの工事日誌
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手すりの取付けで安全・安心な住まいへ(玄関・トイレの手すり工事)
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【魚津市工事完了】ヒートショック予防!「三乾王」で快適お風呂
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