【部屋別】掃除しやすい家にするための注意点と間取りのポイント
いつのまにか部屋にたまっているほこり、トイレやお風呂に生えてくるカビ、凸凹で掃除しづらいコンロ・・・。
お掃除の悩みは尽きませんが、こうした悩みは、住宅を建てるときに注意をすることで、負担を減らすことができるものです。せっかく家を建てるのであれば、お掃除のしやすい家にしたいですよね!
今回は、そんなあなたのために、掃除しやすい住宅にするためのポイントをご紹介いたします。
各部屋ごとに、掃除をしやすくするためのポイントについても詳しくご紹介させていただきます。
【部屋別】掃除しやすい家にするための注意点
新しい家のプランを考える際、部屋ごとに、以下の点について注意して検討すればきっと快適なお掃除生活を送ることができるでしょう。
玄関・ホール・廊下のポイント
ポイント:クロークもしくは大きめの玄関収納。
玄関は靴などをしっかりと収納するスペースを設けないと、靴や傘立て、ベビーカーや三輪車が放置されたままになってしまい、そもそも掃除どころではありません。しっかりと片付けるスペースを確保すればとても掃除しやすい状態になります。
ポイント:掃除機をかける際のコンセントの位置に注意。
玄関近くのコンセントの利用目的は、ほぼ掃除機です。標準的なコンセントの高さは25センチですが、掃除機のためのコンセントであれば高さを上げて設置してみるのも良いでしょう。
LD(リビング・ダイニング)のポイント
ポイント:凸凹の少ない間取りにする。
ほこりは隅に貯まります。凹凸があると隅が多くなるため、それだけお掃除が大変になります。
ポイント:コンセントは多めで。
LDKには多く家電を置くことになります。タコ足配線にすると線が絡まり、ほこりがたまり、掃除がしづらくなります。家具家電の配置をあらかじめ決めておき、コンセントは少し多めで設置すると掃除がしやすくなります。
タコ足配線は避けましょう。
ポイント:明るい床だとほこりが目立ちにくい。
明るい床だとほこりが目立たず、暗い床だとほこりが目立ちます。単純にほこりが目立たない方が良いのか、それとも目立つほこりマメにそうじした方が良いのかについてはあなたの生活スタイル次第です。
ポイント:オープンな棚や間接照明はカッコいいけど、掃除はたいへん。
扉のない収納や、棚、間接照明などが多いとそこにほこりがたまります。棚が多いとそれだけほこりがたまるスペースが増えるということになります。そうじする場所が単純に増えることになるので設置する際は本当に必要かどうかしっかりと考えましょう。
キッチンのポイント
コンロは凹凸のないものを選ぶとよいでしょう。IHヒーターは凹凸がなくとても掃除がしやすいです。
コンロ正面は、汚れの落としやすいキッチンパネルを貼るようにしましょう。また、扉月の食品庫があると野菜やインスタント食品などを収納できてたいへん便利です。
洗面所・トイレ・お風呂のポイント
最近の洗面台、トイレ、お風呂などの設備はたいへん掃除がしやすくできており、設備の仕様でそうじのしやすさが決まってきます。
各メーカーによって特色が違いますので、ショールームを見学してその機能を確かめましょう。
寝室・居室のポイント
寝室は2~3帖、子供部屋は0.5~1帖の収納を設け、部屋をスッキリさせることがおそうじのしやすくするポイントです。
小屋裏収納やロフトは、重い物の収納に向かず、そうじもしづらいです。出し入れもたいへんですので何を収納するのかを決めておきましょう。
ベランダ・サンルームのポイント
ベランダは明るくて気持ちがいいですが、落ち葉や虫、冬は除雪など汚れやすいのでマメに掃除が必要となります。
サンルームは、タオルや下着、子供服を収納できるスペースを設け、スッキリとさせましょう。
インナーガレージのポイント
黄砂や鳥のフンから車を守れるので、とても便利です。
分別のための大きめのゴミ箱や除雪道具、趣味のゴルフ用品やスノーボードも収納しておけますので、結果的に家の中がスッキリし掃除がしやすくなります。
以上が、『掃除のしやすい家』のポイントです。
夢のマイホームをずっとキレイに使うために、ぜひ参考にして下さい!
※画像はオスカーホームの家のモデルハウスです。気になる方はオスカーホームのウェブサイトもご覧ください。