雑草だけに効く除草剤と草むしり、肥料を使った芝生のお手入れは春ががんばり時!20年の経験をシェアします。
庭付きの新しい住まいに引越して「さぁ庭づくり!」とお考えの方へ。
今回は20年間、芝生の庭の手入れをしている先輩として、簡単なお手入れ方法を紹介します。
1.春先は雑草との戦い
私が住む北陸の富山では、雪が降らなくなる3月下旬頃から芝生の庭が少しずつ緑になってきます。
ただこれが、、、実はほとんどが雑草です。。。芝生よりも色々な雑草の方が先に芽を出して来るのです。
まだ肌寒い時期ですが、雑草がまだ伸びきらないうちにせっせと草取りをしましょう。雑草はさすがに「雑草のようにたくましい」と言われるだけあって1日、2日経つとまた新しい雑草が伸びてきます。
「面倒臭い。手っ取り早くなんとかしたい。」という方には芝生に効かず雑草だけに効く除草剤もホームセンターなどで販売されているのでそれを使うのも有効です。ただし雑草の種類によって使う除草剤も違うので注意しましょう。
私が使っている除草剤は、下の写真のようなもので、クローバーやチドメグサなどの広葉雑草にはMCPP、葉が真っ直ぐなイネ科雑草にはザイトロンを使っています。
ただし、芝生を枯らさないとは言いながら調子に乗って撒きすぎると芝生も黄色くなって弱って来るので濃度と撒く範囲には注意しましょう。できれば霧吹きで雑草だけに掛けるほうが良いと思います。
芝生を枯らさずに雑草のみを枯らす選択性除草剤
アージラン、MCPP、ザイトロン、インプールDFなどがあります。
下記、写真のMCPP、ザイトロンはいずれもホームセンターで探せます。ザイトロンは以下のネットショップからも購入できるようです。
少し手間がかかりますが、芝生が元気になって緑になってくるまでは、地道に雑草と戦いましょう。
2. 肥料はいま「春」がおすすめ
芝生の肥料の撒きどきは今、春時がベストです。
ホームセンターなどで「芝生の肥料」を買って来て、ミレーの種蒔く人の絵または花咲かじいさんのように、まんべんなく行き渡るように撒いてください。
「芝生の肥料」は一般的に他の肥料よりも割高です。芝生が30坪近くある我が家の場合、化成肥料N:P:K=8:8:8の粒状のを使ってます。基本成分が同じなので問題はありません。
さて、肥料が上手に撒けたかどうかは、2ヶ月後ぐらいに分かります。肥料を撒いたところは成長が良いので早く伸びるし、撒いてないところは伸びが悪いので芝生全体に緑の濃いところと薄いところが出来きますよ。
20年間の私の経験をもとにしたノウハウ、いかがでしょうか。みなさんのお役に建てると思います。
次回は、根切りと芝刈りについてです!おたのしみに。