〇〇さまがインターネットでオスカーの2✕4で作るガレージ（キャナディ）を見つけて連絡を頂いてから数か月。最終的に決まった完成予想図がこれ！

今から建設するガレージの位置を示す為、地面に縄を張って来ました。建てる位置をお客様に確認してもらう意味でも大変重要なステップです。位置を間違えると大変な事になりますからね。雪があって分かりにくく、申し訳ありません。

いよいよ着工しました。

まずは丁張りを行います。木材で囲いをつくり、建物の基礎の位置に糸を張ります。高さもここで確認します。

続いて掘削開始です。丁張りに張った糸から高さを確認して必要な深さまで掘り下げます。

基礎下には採石を敷きますが、このタイミングでその厚み・幅が確保されるように確認します。

間違いないことを確認しましたので次の工程に移ります。

今日は朝から基礎の鉄筋を敷設するところから開始。

午前中で作業完了して、すぐに配筋検査を行います。

午後からはベースコンクリート打設します。

2台分のガレージなので行程はサクサク進みます。

コンクリート強度は当社の規定で冬季は３０Nとかなり固いコンクリートを使用しています。

翌日からは布基礎の工程になります。

今回は基礎の立ち上がり部分のコンクリートを施工しました。

前日のうちに型枠を組み立て、アンカーボルトを設置まで工事しておきましたが、夜の間に雪が降る予報でしたので型枠に蓋をしておきました。おかげで型枠内部にはがない状態！

朝から除雪して、型枠の検査をします。アンカーボルトや型枠の位置や高さを糸を張って確認します。アンカーボルトの位置の手直しをしてコンクリート打設します。

この日は冬季にしては大変天候恵まれましたので、基礎天端のセルフレベラーまで行います。

コンクリート打設後にはすっかり雪の消えましたが、今晩はまた雪模様なので養生して作業は終了。

コンクリートが固まるまではしばらく工事は進めません。

コンクリートを打ちこんでから中４日経ちましたので型枠を解体します。

解体後、基礎の天端のレベルを検査します。今回は１カ所高いところがありましたので、天端を削って調整し再確認してます。

同時に車庫内部のコンククリート下の砕石を敷きつめます。

転圧して砕石を締め固めて基礎工事は終了になります。

明日は土壌のシロアリ処理をして、翌週からはいよいよ建て方工事開始します。

本日は建て方工事です。

枠組壁工法（通称ツーバイフォー）で建てます。

当社の工場にて壁パネルのほとんど作成して、それを現場で組み立てるようにしていますので、工期は１日です。

現場ではレッカーにてパネルを吊り上げ組み立てるのが主な仕事です。

２枚目の写真状態で今日の作業は終了です。

ガレージ開口に車の写真の入ったシートを張ってあり、シャッターを開けた感じがわかりやすいようにしてあります（笑）

明日からは屋根工事になります。

建て方工事の翌日から屋根工事・・・の予定でしたが、職人さんがインフルエンザにかかってしまうトラブルがあり、急遽予定変更することに＞＜

幸い１日遅れで別の職人さんにて施工することができ、車庫内の土間コンクリートを打設する工程に移ります。

２枚目の写真は土間コンクリートを打設する直前の写真です。車庫真ん中を縦断するように目地をいれてひび割れの抑制してます。

コンクリート内部にはワイヤーメッシュを入れますのでコンクリートの真ん中に来るようにスぺーサーをメッシュ下に差し込んであります。

コンクリート施工後はしばらく固まるまで期間を空けます。今回は土日をそこに当てます。

土間コンクリートが固まったところで内部の工事に入ります。

とはいえ、コンクリートが完全に乾いたわけではないので透湿防水シートで養生しました。

そのあと電気配線工事にかかります。

ブラケット照明の位置変更がありましたので、変更して造作に入ります。

今回の外部工事は窯業系サイディングの施工です工場で作成したパネルに張ってあった透質防水シートのつなぎ目の始末をかけます。

外壁がない状態でもこれで内部に水は進入しなくなります。

その後外壁工事に入ります。

外壁施工後、コーキングとシャッターをつけた状態が2枚目の写真になります。ゴミコンテナが邪魔ですが、大体の形が見えてきました。

最後は屋根と外壁の取り合いの始末に板金取り付けと雨樋施工して完成です。

最初に添付して完成図そっくりです。

電動シャッターには無線のリモコン2個と内部壁面に有線リモコンがあり、無線は増設もできます。

雪が降ったときに車の雪すかしが不要なのがガレージの一番いいところと個人的には思っています。

完成後は社内の検査等があります。

手直しして施主様にお引き渡しとなります。

ご愛読ありがとうございました。